一方通行「ガキはガキらしく、素直に笑ってりゃいいンだよ」

18pt   2018-06-13 20:15
SS古今東西

2VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/05/15(土) 13:05:20.90 ID:HvQspYQo

――夜の学園都市を、一人の少年が歩いていた。
その少年の手には大量の缶コーヒーが入ったコンビニのビニール袋が握られている。

「……チッ」

月の光がその少年を怪しく映し出す。
どこまでも白く透き通った髪、どこまでも白く透き通った肌、
その少年は少女と間違えそうになるほど華奢な体をしていた。

若干俯き加減に歩いているため顔が見えず、
その華奢な体つきのため一目見ただけでは性別がわからない。


少年はどこまでも白く澄んでいて、そのまま向こう側が見えるのでは無いかと錯覚するほどに透き通っていて、
まるで自己主張しないように、その白い体は夜の闇に溶け込んでいた。

「……なァオイ?」

少年がふいに歩く足を止め、空を見上げる。
少年の後ろで、ひとつだけ足音がした。

「今夜はやけに月が眩しいよなァ?」


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